BORAX
- Boraxについて -
Boraxとはキャビアを生産・加工する際に添加する化学薬品で、
防腐剤、保存料、また旨味を強く感じさせる効果があります。
チョウザメの養殖場において
水温管理等のシステムを導入するには、
莫大な資金がかかるということもあり
このシステムを導入していない生産者は
キャビアの搾取時期が限られます。
冷凍処理や真空処理を施さない冷蔵の状況下においては、
強めの塩分で加工したとしても長くて3ヶ月が
保存の限界となる為、消費期限が3ヶ月以上のキャビアは
このBoraxを使用している可能性があります。
しかし、本来このBoraxという化学薬品は
ホウ酸ナトリウム鉱石を精製したものであり、
主に殺虫剤や工業加工品に使われているものです。
Boraxには、静菌作用があるため日本においても
かまぼこなどの食品の防腐剤として
過去に使用されたことがありますが
肝臓障害、消化管障害があること、また中毒症状により
死に至る場合もあることが解明されており
現在、日本国内では食品への使用が禁止されております。
ホウ酸とその化合物は、細胞毒性と中枢神経抑制作用で
全身新陳代謝の低下、虚弱、昏睡をきたすと考えられており、
推定致死量は成人8~30g 中毒量は成人1~3g
と言われています。
日本厚生労働省によると現在Boraxそのものが、
過去の事例から日本国内においての食品添加物
として指定された化合物ではない為、
現状Boraxを使用した輸入食品への
食品安全検査は実施されておりません。
また、生産者から自主的に使用の申告がない限り
検査が義務付けられていないということもあり
そのまま市場に流通してしまっているという現状があります。
MOTTRAキャビアは瓶に対して独自の、最先端の真空処理を
施すことにより長期の保存を実現致しました。
加えて、日本国内で流通している全てのキャビアの中で
日本食品分析センターの検査を受け、
最優秀の成績を収めているのは唯一
MOTTRAキャビアのみとなっております。